症例 偏頭痛

2016年2月3日 Category: ブログ, 症例

40代女性の症例です。

 

 

10年以上前の出産時に体調を崩されて、それ以降毎月1~2回は強い偏頭痛が起こるようになったとのこと。

 

 

ここ数ヶ月の間に偏頭痛が起こる頻度が多くなり、仕事にも支障が出てきて悩んでいたところ、知り合いから当院のことを聞いて来院されました。

 

 

お話しを詳しく聞いていくと、出産された時よりもっと若い頃から肩や首のコリがひどかったようです。

 

 

当院の検査を行うと、自律神経の交感神経が不安定で働きにくい状態になっていました。

 

 

また左右の足の長さが大きく違っており、かなり昔から違いがあったようでした。

 

 

更に神経検査を行うと、自律神経をコントロールしている脳自体も疲労が溜まり、ご自分の力では疲労を解消しにくい状態になっていると考えられました。

 

 

これらの結果を話して、思い当たることはないかお聞きすると、以前から全身の力が抜けずに固まってるような感じがあったり、時折頭がぼ~っとすることがあるなど自覚されていました。

 

 

構造鍼による身体の調整を開始して5回目、左右の足の長さが均等になってきて、それに伴い脳の疲労を患者さん自身の力でだんだん解消出来るようになってきました。

 

 

それ以降、脳の疲労が徐々に解消されて、しっかりと休めるようになってくると、肩や首のコリが持続的に楽になってきて偏頭痛が起こる頻度もだんだん減ってきたようでした。

 

 

治療を開始して3ヶ月が経った頃には、偏頭痛の心配をすることがなくなり、以前よりも集中力が高まり効率的に仕事や家事が出来るようになってきたと話してくれました。

 

 

偏頭痛は自律神経の中の交感神経の不安定さにより引き起こされることが多くあります。

 

 

当院の構造鍼では以前の元気だった頃のように、脳の疲労が自然と解消できて自律神経が安定する身体へと戻していくことも得意としています。

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