症例 冷え性

2016年3月13日 Category: ブログ, 症例

30代女性の症例です。

 

 

この方は肩こりや足の冷えが強くて、夏でも足が冷えてしまい日常的にとてもお困りでした。

 

 

初診時は、首や肩の筋肉が固くなっており、首の動かせる範囲がとても狭い状態でした。

 

 

また、ノイロメーターや神経検査を行うと、交感神経が過剰優位になっている形でした。

 

 

検査の結果や自律神経の傾向をお話しすると、昔から緊張する場面になると、すぐ全身に力が入ってガチガチな状態になり、そのまま力を抜くことができないことが多くあったそうです。

 

 

1~3回の調整で姿勢の歪みや首の固さや肩こりが軽減して来ました。

 

 

5~8回目の調整で、徐々に足が温かくなってきて、ご本人も足の冷えを感じることが少なくなってきたとおっしゃっていました。

 

 

それ以降の調整では、交感神経の過剰優位が治まり適度に働けるようになってくると、足の冷えがなくなり、さらに緊張する場面でも身体がガチガチに固くなることがなくなり以前よりも楽に生活できるようになってきたとおっしゃっています。

 

 

交感神経が過剰に働くと、手足の血管を縮める作用が強くなるため、手足の血流が少なくなり冷えやすくなってしまうことがよくあります。

 

 

今回のように交感神経を適度に抑制できる身体へと戻すことで、手足の血流の改善、筋肉や関節が柔らかくなる、集中力が高まる、感覚の過敏性を抑えるなど、あらゆる機能が適度に働けるようになるのです。

ashiyu