症例 膝の痛み

2017年6月16日 Category: ブログ, 症例

50代女性で歩くと左膝が痛くなるとのことで来院された方です。

 

 

来院される前に整形外科でレントゲンやMRIを撮っても異常はなかったそうです。

 

 

当院でも初診時に整形外科的な徒手検査を行いましたが、特に強い問題点は見られませんでした。

 

 

しかし、姿勢分析では痛みが起こる左膝がわずかに曲がっていました。

 

 

また当院の特殊なベッドでは、立っている状態の全身の歪みを観察することができるのですが、右左の足の長さの差が大きく、左膝の歪みも見られました。

 

 

初診の日は、まず構造鍼で一番問題として強かった足の調整を行いました。

 

 

それから10日後に再来院した際に姿勢分析をすると、左膝が前回よりも伸ばして立てるようになっていました。

 

 

痛みについて聞くと「10痛かったのが6ぐらいになってきた。」とのことでした。

 

 

その後も繰り返し構造鍼による調整を行っていくと、立っている時の身体の歪みが改善されるに伴い、膝の痛みもだんだん減ってきました。

 

 

5回目にはほぼ痛みが気にならなくなってきたとのことです。

 

 

今回のように、関節がわずかに歪んだ状態で立つと、身体の負担が大きくなり痛みや不調が起こりやすくなってしまいます。

 

 

立っている時の身体の歪みはご自身では自覚できない部位が多いですが、当院では自覚できない歪みの中で一番問題が大きい部位を検査で特定して改善していくことができます。

 

 

このようにして当院で姿勢が良くなると、楽に立てるようになるだけでなく、その先の歩き方もスムーズで楽に歩けるようになり、更にその先の日常生活も楽に送ることができるようになっていけます。

「楽に立てる → 楽に歩ける → 楽に生活が送れる」

 

 

立っている状態で全身の関節や筋肉が円滑に楽に動かせるようになればなるほど、痛みや不調が起こりにくい身体や、日常生活をより快適に送ることが出来る身体へと変化していけるのです。

 

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