膜のひきつれと回復力

2016年9月4日 Category: ブログ, 筋膜やその他の膜組織

当院では構造鍼という特殊な方法で、全身のあらゆる膜の組織(筋・筋膜、皮膚、内臓の膜、骨膜、関節包など)の中で、特に硬くひきつれて周りを引っ張っている部分を1つ1つ取り除いていきます。

 

 

これらの膜の組織のひきつれが長年残っていると、全身の表面(皮膚や筋肉や関節)や内側(内臓など)が徐々に締め付けられて動きにくい状態になってしまいます。

 

 

このようになると、何もしてないのに筋肉や関節が硬くなってきたり、身体が歪んできたり、痛みなどの症状が起こりやすくなってしまいます。

 

 

当院の患者さんの変化を観察していくと、膜のひきつれが取れるのに伴い、筋肉や関節がスムーズに動かせるようになり、筋肉が過剰に張ることがなくなってきたり、筋肉痛が起こりにくくなってきた方も多くいらっしゃいます。

 

 

このように膜の締め付けがなくなり筋肉や関節がスムーズに動かせるようになると、日常生活での身体への負担が軽くなり、以前のように楽に動けたり、疲労が回復しやすい身体を再び取り戻していくことができます。

 

 

人間は日常生活を送れば多かれ少なかれ必ず疲れが溜まりますが、その疲労をその日のうちに解消できる身体になってもらうことも当院の目的の一つです。

 

歯車