継続する効果
検査の正確さ
3月21日の電話対応について
症例 冷え性
30代女性の症例です。
この方は肩こりや足の冷えが強くて、夏でも足が冷えてしまい日常的にとてもお困りでした。
初診時は、首や肩の筋肉が固くなっており、首の動かせる範囲がとても狭い状態でした。
また、ノイロメーターや神経検査を行うと、交感神経が過剰優位になっている形でした。
検査の結果や自律神経の傾向をお話しすると、昔から緊張する場面になると、すぐ全身に力が入ってガチガチな状態になり、そのまま力を抜くことができないことが多くあったそうです。
1~3回の調整で姿勢の歪みや首の固さや肩こりが軽減して来ました。
5~8回目の調整で、徐々に足が温かくなってきて、ご本人も足の冷えを感じることが少なくなってきたとおっしゃっていました。
それ以降の調整では、交感神経の過剰優位が治まり適度に働けるようになってくると、足の冷えがなくなり、さらに緊張する場面でも身体がガチガチに固くなることがなくなり以前よりも楽に生活できるようになってきたとおっしゃっています。
交感神経が過剰に働くと、手足の血管を縮める作用が強くなるため、手足の血流が少なくなり冷えやすくなってしまうことがよくあります。
今回のように交感神経を適度に抑制できる身体へと戻すことで、手足の血流の改善、筋肉や関節が柔らかくなる、集中力が高まる、感覚の過敏性を抑えるなど、あらゆる機能が適度に働けるようになるのです。
足の状態と健康状態
3月13日は名古屋マラソンですね。
当院の患者さんにも名古屋マラソンに出場される方達がいらっしゃいます。
お話を聞くと、走ることがとても楽しいそうです。
こういった趣味や生活の楽しみをずっと続けられる身体になってもらうことも当院の目標の1つです。
当院では特に下半身の関節(足首、膝、股関節など)が動かしやすくなるよう変化させていきます。
今までの患者さんの身体の変化を見て実感させられていますが、足の状態は全身の動かしやすさや健康状態にとても大きな影響を与えているのです。
そのため、足の状態が良くなることで、日常生活も良い変化をしていく方が多くいらっしゃいます。
股関節の痛みで歩くのもやっとの状態から痛みがなくなり、徐々にランニングが出来るようになってきた方
身体が動かしやすくなることで意欲が上がり、今まで出来なかった楽しみに取り組めるようになってきた方
など、こういった患者さんの良い変化が見れると大変嬉しく思います。