背骨の模型
頭蓋骨
説明用に使う頭蓋骨の模型を購入しました(^^)
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、頭蓋骨ってヘルメットみたいな1つの塊の骨ではないんです。
15種類23個のいろいろな形の骨が組み合わさって、1つの形になっているんです。
この一つ一つの骨をつなぎ合わせているのが靭帯や膜の組織で、これらが固くなってしまうと、頭や脳が締め付けられる形になってしまい頭痛や目眩など様々な症状が起こることもあります。
当院で頭部の膜の硬さが取れて柔らかくなると、長年の頭痛や肩こりが改善する方が多くいらっしゃいます。
また頭蓋骨の外側や後ろ側の膜が硬くなって、口を開け閉めする際に痛みが出てしまう患者さんが数名いらっしゃいましたが、膜の硬さを取ることで痛みがなくなり物が食べられるようになったと皆さん喜ばれています。
他にも頭蓋骨を細かく診ていくと、呼吸などの人間の無意識に起こっているリズム運動が上手く働いているかや、身体の歪みや内臓の疲労などがどこにあるのかなど、もっと様々なことを読み取ることができるようになります。
当院の検査・治療をさらに進化させて患者さん達へ還元していくために、これからはこの模型を使って訓練していきます☆
姿勢について
当院では姿勢の変化を姿勢分析器などを使って診ていきます。
みなさんの姿勢は本当に様々な働きやバランスが反映されて、今の姿勢になっています。
たとえば、足裏の感覚や関節の感覚、平衡感覚や視覚、筋膜や内蔵の制限などなど、自分では意識できないたくさんの機能が反映されているんです。
ですから、姿勢に関係するものを数か所だけ改善させても、姿勢は根本的には良くならないのです。
姿勢を良くするには、身体と脳のやり取りに関係した全ての機能を総合的に良い方向へ変化させて、それらが歯車のようにスムーズに連動して働けるようにしていくことが必要になってきます。
当院の患者さんからは「姿勢を意識して生活してないのに、なんでだんだん姿勢が良くなってくるの?」と不思議がる方もたくさんいらっしゃいます。
身体と脳のやり取りに関係した全ての機能を総合的に良い方向へ変化させていくことができるので、意識しなくても自然と姿勢も良くなってくるのです。
また総合的に変化させていくことで、姿勢だけでなく体調も安定しやすくなり、活力に満ちた身体へと徐々に変化していくことができるのです。