自律神経の分析

2016年2月15日 Category: ブログ, 自律神経

当院ではNSV(ノイロメーター)という自律神経測定器や神経検査などにより、患者さんの自律神経がどの程度上手く働いているのかを毎回分析しています。

 

 

特にNSVでは、自律神経の中の交感神経という神経の働きを分析することができます。

 

 

交感神経は変動しやすい神経で、変動が不安定であったり働きすぎる状態が続くと、心身共に過度に緊張しやすくなる、凝りや痛みがあちこちに起こる、内臓の働きの低下や上手く眠れなくなるなど、様々な不調を引き起こしやすくなります。

 

 

逆に交感神経の働きが鈍ってしまうと、頭がぼーっとしてコミュニケーションなどのやり取りが上手く行えなくなってくる、忘れっぽくなる、どれだけ寝ても眠い、身体のだるさが長期間続く、などの不調も起こりやすくなってしまいます。

 

 

この交感神経が適度に働ける身体になると、体調を安定させることができて、さらに生活に必要な活力が発揮しやすくなるのです。

 

 

たとえば、睡眠の質が上がる、疲れにくくなる、免疫力や集中力や記憶力などが発揮しやすくなる、精神的に安定する、コミュニケーションなどのやり取りが上手くなるなど、あらゆる面で日常生活を送りやすくなっていきます。

 

 

当院では、理論的に交感神経を安定させることができる仕組みで調整を行っており、その調整が確実に交感神経を安定させる方向へと変化させているのかをNSVや他の検査で毎回細かく分析して確認していきます。

 

 

この確認や分析により、自律神経の働きを安定させる精度の高い調整が行えるのです。

良導絡1

NSV(ノイロメーター)

良導絡いいサンプル

↑調整を受けて自律神経が整ってきたグラフ

良導絡グラフ

↑初診時に測定したグラフ