生活習慣による影響

2015年10月12日 Category: ブログ, 脳と身体のつながり

生活の不規則や心身のストレス、生活環境などたくさんの要因により、長年かけて身体に疲労や歪みが蓄積されていきます。

 

 

今まで多くの患者さんを診てきて、いかに生活環境や心身のストレスが脳と身体に悪影響を与えるのかを見てきました。

 

 

当院ではそういった日々の溜まった疲労や歪みがご自身の力で自然と解消できるようになってきますが、それでも毎日の心身の負担が大きい方は自分で解消しきれない疲労や歪みなどが溜まることもあります。

 

 

そのため、症状が解消されて脳と身体のやり取りもある程度スムーズになった患者さんの中には、良い状態を維持または大きな不調を予防するためにメンテナンス目的で通われている方も多くいらっしゃいます。

 

 

僕自身も元々は身体が丈夫な方ではなかったのですが、僕の先生から定期的な治療を受けているおかげで丈夫になり、それにより体調のことを気にせず全力で仕事を頑張れるようになったと感謝しています。

 

 

以前の僕ならとても開業して頑張ってはいけれない状態でしたし、考えもしなかったと思います。

 

 

きちんとした治療を定期的に受けていくことで、身体だけでなく人間の深い部分まで変わることができて、その後の人生も良い方向へ大きく変化していくことができるんだなと身をもって実感しています。

 

 

当院も治療による身体の変化を通して、患者さん達の人生がより豊かになるお手伝いができるよう日々精進していきます!

 

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年齢による効果の出方

2015年10月9日 Category: ブログ, 症例

当院では10代から80代後半まで幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。

 

 

時々「高齢者の人では効果が出ないですか?」など質問を受けます。

 

 

実際に幅広い年齢層の方たちを構造鍼で治療していくと、年齢に関係なく良い方向へ変化していきます。

 

 

変化が早く出る人と時間がかかる人の違いは、年齢ではなくその人自身の脳と身体のやり取りに生じた問題の深さ(年齢に関係ない部分)と日常生活の負担度によることを最近改めて実感しています。

 

 

足の感覚が低下して歩く時にふらついていた方でも、脳の機能が上がってスムーズに働けるようになると、全くふらつかず安定して歩けるようになる方が多くいらっしゃいます。

 

 

そういう方たちの変化を見ていると年齢は関係なく、やはり脳と身体のやり取りがいかにスムーズに行えるかが重要であることを思い知らされます。

 

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症例 慢性的な肩こり

2015年10月4日 Category: ブログ, 症例

子供の頃から続いている慢性的な肩コリが持続的に解消された例です。

 

 

50歳代女性

高校生の頃からひどい肩コリが続いており、特に辛いときは頭痛も出現するようでした。

 

 

日常生活ではちょっとしたことでも肩に力が入って緊張しやすく、最近疲れやすさも感じてきているとのことです。

 

 

今まで鍼灸マッサージや電気療法などいろいろ受けてきたそうですが、一時的には楽になっても2~3日後には再び肩コリで辛くなってくる繰り返しだったそうです。

 

 

 

当院で神経検査を行うと、目の動きのぎこちなさが特徴的に出ていました。

 

 

また神経が過敏になっており、そのため身体的にも精神的にも緊張しやすい傾向にあることが考えられました。

 

 

構造鍼での調整を行い、目の動きがだんだんスムーズになってくると、それに伴い慢性的な肩コリや頭痛も徐々に緩和して、2か月後には持続的に肩コリや頭痛が解消されるようになってきました。

 

 

さらにその後、脳と身体のやり取りがスムーズになり神経の興奮性を抑えられる状態まで身体が変化してくると、仕事などで過度に緊張したり疲れたりすることが徐々に減ってきたそうで、日々の生活がずいぶん楽に送れることを自覚されているとのことです。 Fotosearch_k14690077

 

本日は勉強会でした。

2015年9月28日 Category: ブログ

本日は夕方まで勉強会でした。

 

毎月、僕の先生の勉強会に参加させて頂いています。

 

今回の勉強会では、人体内部の状態や微細な変化を読み取ることで、調整の刺激がどこまで全身に波及するのかを分析していくことの大切さを学びました。

 

内部の状態がしっかりと読み取れるようになれば、調整で与えた刺激がどのように人体に作用して時間の経過とともにどういう変化をしていくのかも読み取れるようになります。

 

人間の身体は必要な部位に必要な分の刺激を与えると、その後は自分自身の力でどんどん身体を変化させていきます。

 

しかし、必要のない部位ばかり刺激したり刺激量が多すぎたりすると、その後の変化は起こらず新たな歪みが出現してしまうこともあります。

 

構造鍼では時間の経過とともに良い方向へ変化する部位を確実に特定する方法がありますが、もっと人体内部の状態や微細な変化を読み取れるようになり、効率的に患者さんの身体を変化させられるよう日々分析していきます!

 

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新たに開業祝を頂きました。

ありがとうございます!

治療家の立ち方

2015年9月9日 Category: ブログ

先日、私の先生から空手の基本的な立ち方や突き方などを教わりました。

 

 

私の先生は子供の頃から空手をやってこられた方です。

 

 

治療者の立ち方が安定してなかったら、患者さんの状態を正確に診ることはできないのです。

 

 

たとえば、身体を触診したり動かす時も、治療者が不安定だとその状態が患者さんの身体に反映されてしまい、正確な状態が分からなくなってしまいます。

 

 

その安定した立ち方の理想的なものが、空手の立ち方なのです。

 

 

空手は動きの中でも下半身が常に安定していて、全身に意識を張り巡らさないと安定させることができません。

 

 

私は大学生の頃から居合いをやって二段まで取得しましたが、今回いかに自分の立ち方がフラフラしていたかを自覚することができました。

 

 

空手の立ち方を練習し始めてからは、以前よりも患者さんの身体の不規則な部位が分かりやすくなったのを実感しています。

 

 

これからも毎日空手の動きを練習して、患者さんの身体をより正確に分析できる立ち方を習得していきます!

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