11月6日(月)の電話対応について
症例 めまい、頭痛、耳鳴り
50代女性で、半年ほど前からめまいや頭痛や耳鳴りがひどくて来院されました。
当院へいらっしゃる前は、脳神経外科や整形外科でレントゲンやMRIなどの画像検査をされていましたが、異常なしと言われたそうです。
姿勢分析では、首の上の部分に歪みが強く見られました。また、左右の足の長さの差が大きく開いていました。
神経系の働きを分析すると、神経が過敏な状態になっており、歩行などの動きがギクシャクしていました。
初回から3回目までの調整の経過は、だんだんと神経の過敏性が治まり、歩行のギクシャクした動きがスムーズになってきました。
それに伴い、めまいや耳鳴りは起こらなくなったようです。
まだ、首の歪みや左右の足の長さの差が残っていましたが、4回目以降で徐々に歪みが解消されてくると、頭痛の起こる頻度も減ってきたようです。
通院されて2カ月が経ちますが、今では初診時の不調はほとんどなく、「肩が凝らなくなってきたし、前より疲れなくなってきたから、もっと身体を良くしたい」というご希望で通われています。
当院では、痛みや不調を一時的に止めたり感じなくさせる調整ではなく、全身の歪みや神経の状態を整えて、以前のような健康で動きやすい身体へと変化させていきます。
こうして身体が健康な状態へ近づけば近づくほど、痛みや不調も患者さん自身の力で自然と回復しやすくなります。
変化に適応できる身体へ
人間の身体はストレスを受けると、闘争・逃走反応と言って、筋肉が固くなったり、心拍数や血圧が上がったりと、ストレスに対する身体になります。
膜のひきつれや身体の歪みがあると、立ったり歩いたり日常生活を送るだけで、無意識に脳がストレスを感じて、この逃走・闘争反応が起こった状態が続いてしまうのです。
このように身体の内側でストレスが起こった状態が続くと、身体の外側のストレス(人間関係や職場や家庭など)や環境の変化(季節や気候など)に上手く適応できなくなってしまいます。
身体の内側が頑張らないといけない状態だと、外側の変化に上手く適応できないんですね。
いつも通り仕事に取り組んでいるのに、なんとなく集中できず効率が悪くなってしまったり
いつも通り日常生活を送っているのに、以前より疲れやすくなったり、痛みや不調が起こりやすくなったり
様々な不都合が生じるようになってしまいます。
当院の構造鍼では、まずその身体の内側で起こっているストレスの原因を見つけて取り除き、楽に立ったり歩ける生活しやすい状態を取り戻してもらいます。
こうして身体の内側から良くなることで、外側のストレスや環境の変化に対して、上手く適応できるようになっていけます。
当院の患者さんの中には、「前は仕事が嫌で嫌で仕方なかったけど、今は楽しく取り組めるようになってきた。」「何をしてもすぐ疲れちゃってたけど、最近は疲れにくくなってきて快適に生活を送れてます。」などのお声も頂いています。