徐々に紅葉してきましたね。
みなさん、こんにちは。
Roots治療院の馬場です。
気持ちの良い日が多いので、最近では昼休みの時間に30分~1時間ぐらい散歩をしています。
ぶらぶら歩いていると、足からの感覚が脳へ伝わり、脳の活性率が高まって頭や身体がスッキリしてきますね(^^)
今回は東洋医学の話になりますが、東洋医学では今の季節に身体を適度に養う生活を送ると、次の季節も体調が良い状態で過ごせると言われています。
ですが、逆に今の季節に不摂生やフラフラになるぐらい頑張りすぎてしまうと、次の季節に無理をした代償や不調が起こると言われています。
「毎年この時期になると調子を崩す」と言う方は、ひょっとしたら調子を崩す前の季節に頑張りすぎてしまってるかもしれませんね。
ですから、特に秋冬の季節は適度に体調の管理をしつつ、楽しく過ごしてもらえればと思います。
当院では日常生活で簡単に実践できる身体の養生法もお伝えしています。
昨日は勉強会でした。
昨日は勉強会に行ってきました。
今回の勉強会では、日常生活の負担により内臓にも疲労が溜まり、体調や姿勢の歪みなどに影響を与えていることや、その内臓の疲労を取ることの重要性を学びました。
内臓も膜によって他の内臓や筋膜や横隔膜(息を吸う時に使う筋肉)などの組織と繋がっているため、状態を把握する必要がある部位です。
たとえば、腰痛の場合、胃や肝臓の膜が固くなることで背中から腰の筋肉も固くなり、腰に痛みが起こっている方もいらっしゃいます。
こういう原因で腰痛になっている方は、どれだけ腰をマッサージしてもなかなか改善しないのです。
当院では、どこへ行っても治らなかった腰痛が構造鍼や膜の調整をしていくことで内臓に溜まった疲労が緩和して、腰の痛みが自然と解消された方もいらっしゃいます。
頭蓋骨
説明用に使う頭蓋骨の模型を購入しました(^^)
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、頭蓋骨ってヘルメットみたいな1つの塊の骨ではないんです。
15種類23個のいろいろな形の骨が組み合わさって、1つの形になっているんです。
この一つ一つの骨をつなぎ合わせているのが靭帯や膜の組織で、これらが固くなってしまうと、頭や脳が締め付けられる形になってしまい頭痛や目眩など様々な症状が起こることもあります。
当院で頭部の膜の硬さが取れて柔らかくなると、長年の頭痛や肩こりが改善する方が多くいらっしゃいます。
また頭蓋骨の外側や後ろ側の膜が硬くなって、口を開け閉めする際に痛みが出てしまう患者さんが数名いらっしゃいましたが、膜の硬さを取ることで痛みがなくなり物が食べられるようになったと皆さん喜ばれています。
他にも頭蓋骨を細かく診ていくと、呼吸などの人間の無意識に起こっているリズム運動が上手く働いているかや、身体の歪みや内臓の疲労などがどこにあるのかなど、もっと様々なことを読み取ることができるようになります。
当院の検査・治療をさらに進化させて患者さん達へ還元していくために、これからはこの模型を使って訓練していきます☆
身体の感覚
患者さんの中には、「以前までは自分の体調が分からなくて無理に頑張り続けていたけど、今は良く分かるようになって自分でも気を付けられるし、前よりも調子良く頑張れるからすごく身体も楽です。」と話される方もいて、とてもうれしく思います。
長い間、緊張状態が続いて脳と身体のやり取りに誤作動が生じている方は、身体の感覚が鈍くなり、不調や痛みや疲労などを感じにくくなってしまう方もいらっしゃいます。
そうなると、身体が不調であるにも関わらず頑張り続けてしまう状態になってしまいます。
疲れや身体の不調を全く感じずに頑張り続けられることは、周りから見たら人の2倍も3倍も働けて良さそうに見えますが、これはとても危険な状態なのです。
痛みや不調というのは、身体が病気へどんどん近づいていることを知らせるサインのようなものです。
車でたとえると、ガソリンが足りなくなってきていることを知らせるガソリンランプと同じですね。
ガソリンランプが点灯してもしばらくは走れますが、そのまま走り続ければすぐに車は走れなくなってしまいます。
車の場合はガソリンを入れればまた走れますが、人間の身体が同じ状況になるとそう簡単には回復できないのです。
回復に何年もしくは何十年とかかったり、ガソリンを入れているのに少量しか溜まらない身体になってしまう方もいらっしゃいます。
今まで病院や在宅訪問で動けなくなってしまった方達のケアに7年間携わってきて、今ある健康な状態を維持もしくは増進して病気を予防していくことの大切さを強く感じて、当院を開業するに至りました。
当院では脳と身体のやり取りをスムーズにさせて身体の感覚を本来の状態に戻していけるため、患者さんご自身での健康管理もしやすいようになってきます。
冷えやすい時期になってきましたね。
季節はすっかり秋になり、だんだん肌寒くなってきましたね。
気温の低下に伴い、足や手が冷えている方をお見かけすることが徐々に増えてきました。
足が冷えることで、腰痛、冷え症、むくみ、生理痛、筋肉や関節の痛み、内臓の不調、頭ののぼせ、背中の痛み、夕方から疲れやすくなる、などなど様々な症状が引き起こされるようになってしまいます。
そのため、当院では冷えの予防として足首を温めることを勧めています。
東洋医学のツボの一つである三陰交と言う場所(内くるぶしから上に指を4本並べた高さにある部分)から冷えが身体に入ると言われるぐらい、足首まわりは冷えと関係した場所なんです。
そのため、当院では特にレッグウォーマーなどで足首まわり(三陰交の部分も含めて)を保温してもらうことを勧めており、足首まわりが温かくなることで冷えによる様々な症状を予防することができます。
さらに日中保温し続けることで、全身が疲れにくくもなれるのです。
当院の患者さんの中には、自律神経の中の交感神経が適度なレベルで働けるようになり自然と手足の冷えが解消された方が多くいらっしゃいます。
こういう良くなった患者さん達も含めて、それぞれのレベルに合った簡単に行えるエクササイズや予防法などもご紹介しています。